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障害をオープンにして就職したことで通勤が楽しくなりました|オープン就労体験談

※写真はイメージです。

【発達障害|20代|一般事務職|契約社員|現在の年収201万~400万】

エネルギー業界の企業で一般事務職として勤務されているA.Iさん(仮称)。現在は毎日会社に行くのがとても楽しくなったそうです。そんなA.Iさんにオープン就労に至った経緯やメリット・デメリット、現在の仕事内容などをお伺いしました。

目次

就労移行支援事業所 ニューロワークス

 

1.「もう再発はしたくない」オープン就労での就職を決意

私は前職で人とのコミュニケーションを取るのが苦手だったり、マルチタスクが行えなかったりすることでストレスが溜まり、うつ病を発症し心療内科を受診しました。そこで先生とのやり取りや検査の結果、発達障害があることが分かりました。

その後退職し、転職活動をすることになりましたが、オープン就労にするかクローズ就労にするかは少し迷いました。

就職活動を始めたばかりのころは障害者雇用の実態が全然わからず、給料面でも低いイメージがあり生活ができるか心配だったからです。また、障害者雇用枠で入ることによって周囲からどのように見られるのか、いじめに合うのではないか、などの不安もありました。

それでも私がオープン就労を選んだ理由は、コミュニケーションが苦手なあまり、周囲とのコミュニケーションを避け仕事を一人で抱え込んでしまったり、業務をきちんと管理ができないことでストレスが溜まり、結果的にうつ病を発症してしまった経緯があったからです。

収入面や周囲の目に対する不安はもちろんありましたが、また病気を発症すること、再発することの方がもっと怖いと思い、勇気をだしてオープン就労で就職することを決意しました。

今となっては、障害をオープンにして本当に良かったと思っています。

 

2.選考では笑顔と身だしなみを意識していました

選考の際に意識していたことは、通っていた就労支援移行事業所やハローワークでの面接練習で「第一印象がとても大切」だと教えて頂いたので、特に身だしなみと笑顔を意識して面接に挑みました。

コミュニケーションを取るのが苦手な私でも、笑顔をしっかり作れれば雰囲気は良く見えるので実践してよかったと思っています。

また、声がいつも小さかったのでハキハキ話すようにも意識しました。

 

選考では笑顔と身だしなみを意識していました

 

3.オープン就労のメリット・デメリットについて

現在は、エネルギー業界の企業で一般事務職として従事しています。
勤務は平日9時~18時、フルタイムで勤務しています。部署にはだいたい20名程度が在籍しています。

オープン就労にして良かったことの一つとして、職場から障害に対して理解を得られる点にあります。
例えば、何人かの人から仕事を任されるのではなく、一人の人から量を調節して仕事を任せてもらうなど業務量を調整していただきました。その事によって前職のように仕事量が多くなり一人で抱え込んだりすることも無くなりました。

また、何かあったらいつでも仕事を渡してくださる人に相談できる状況があるため、とても働きやすく感じています。ストレスも溜まりにくく毎日会社に行くのが楽しくなりました。

休憩時間においても障害者だからと差別されることもなく、一緒にランチに誘ってくれたりと働く仲間として受け入れてくれました。

また、体調不良になったときも相談しやすいですし、通院したい時もお休みを取らせてもらえるなど、とても働きやすいです。

今はまだ仕事を覚え中の身ですが、いつか部署の人の助けになれるよう頑張りたいと思っています。

デメリットと感じていることは特にありませんが、強いて言うなら雇用形態が契約社員やパートなど安定しない形態が多いなと感じています。当初は正社員で働くのを希望していましたが、中々求人が見つからなかったためそのように感じました。また、給与面も一般の契約社員に比べて障害者雇用は低いところもデメリットだと感じます。

 

オープン就労のメリット・デメリットについて

 

4.最後にオープン就労とクローズ就労で迷っている方に一言

会社にもよるかもしれませんが障害を開示することは決して悪いものでは無く、理解してくださる会社に出会えれば伸び伸びと働くこともできます。

一人でやろうとせずに色々な機関に相談してゆっくり自分にあった職場を見つけると良いと思います。

 

就労移行支援事業所 ニューロワークス

 

写真素材:PIXTA,photoAC